★ダブ録りのヒント★

★「日本人だと高く言われるから、俺がとってきてやる」の一言に要注意。お金とDATテープごと失踪というオーソドックスな手口に引っかかる可能性大。渡したDATに他のアーティストの曲が入っていた場合は最悪。でも実際に何度か起こっているのが事実。それでも頼むなら、信用のおける人かよく考えてからね。

★ニセモノにも要注意。現在、ブジュ・バントン、ボウンティ・キラー、ケイプルトン、サンチェス、シズラ等のニセモノがいる。これが結構似ていてる。ギャラの高いアーティストのニセモノが多いという点にご注意。

★近年はコンピュータを使っての偽ダブ、スプライスものが増えています。

★曲を録り終わってアーティストにお金を払う時、人前で渡さないこと。ボイシング・ルーム、通路等、他の人を遮断して交渉するといい。お礼と、「とても素晴らしかった」の一言を忘れずに。

★どれだけ値切って安く録ったかということを自慢する人がいるが、アーティストには相場の値段というものがある。あまり無理を言って安くすると、その分曲の質も落ちるのは当然のこと。ひどい場合には曲の中で、相手サウンドではなく自分のサウンドをけなされているっていうこともあるらしい。

★反対に言いなりになって高くお金を払い、相場を釣り上げてしまうのも考えもの。日本人でいるんです、相場を上げちゃってアーティストにはすこぶる評判のいい人が。今年になってからダブのギャラの相場が一様に上がったのはなぜ?

アーティストに気持ちよく歌ってもらうことはいい出来のものを作る上でとても大事な事。ダブを撮る時、私はいつもこの事を第一に頭に入れている。

★ちょっと変わったリディムの場合、スタジオに無いことがあるのでリディムは日本から用意していくとベスト。スタジオはリディムを譲ってくれないので、無理を言わないでね。法に触れるからね。

★スタジオ選び、もう少し凝ってエンジニア選びも大事。せっかく高いお金を出して録るんだったら、音のよいスタジオで。

★もうご存知かと思うが、プレートのカッティングにはステレオ・カッティングとモノラル・カッティングがある。ステレオ・カッティングが出来るスタジオは数カ所のみ。

★日本のサウンドはリディムとボイスをLeftとRightに分ける人が多い。ジャマイカのサウンドはほとんど分けずにとる。分ける利点は、曲をとった後に好きなようにリディムにカットを入れたり、リバーブをかけたり、リミックスを作れる事。スタジオ代がその分かかるが。リミックスが出来る事を悪用して、サウンドの名前だけを変えたニセ物ダブを作る事も可能なので、LRに分ける事を嫌うアーティストもいる。録音前にアーティストに許可を取ることをお勧めする。

★ポータブルのレコード・プレイヤーは針が重いので、これでダブ・プレートをかけない方がいい。盤がダメージを受け、寿命が短くなる。ダブ・プレートはアセテート盤で普通のレコードに比べてデリケートだから。

★ キングストン中心地の日本人宿、アイシャ★ハウスが送るジャマイカ情報。★

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