パトワでGO!


パトワ語講座はありきたりだから、今すぐ使える、ちょっと変ったフレーズをいくつかご紹介します。

1、パトワ上手に聞こえる、お便利フレーズ集

2、誤解しちゃう、驚いちゃう表現フレーズ

3、ボボ・ドレッド(ラスタの一派)用語集

4、え?ボンチ?ジャマイカではそう発音しないよ編


1、パトワ上手に聞こえる、お便利フレーズ集

普通の英語をしゃべっていても合間にこのフレーズを入れるとパトワっぽく聞こえてくるマジック・フレーズ。胸を張ってでかい態度、ルードにしゃべるともっとキマるよ。

yu know?   :ユ ノゥ じゃなくてユヌォ。「・・・・・知ってる?」と意味で使う時は頭に使う。しゃべりの合間に相手の同意を求める時に使う時は、語尾に付けて語尾を上げる。怒っている時や威張りたい時は語尾を下げるとスゴ味が出るよ。

yu hear me? :「ヤイア ミ?」。冒頭に付ける。出だしがキマると次の言葉もスラスラ出てくるもの。語尾は下げる。よくセレクターやショウの司会者がマイクを握ってさあこれからしゃべる・・・っていう時に出る一言。このフレーズの頭に「Yo!」ヨゥを入れるとさらにルード度倍増。
気に入らない奴に文句をたれたい時にはこのフレーズから始めると迫力満点!

yu see me?  :「ユシミ」。シにアクセントを置く。しゃべりの合間に入れて相手に同意を求めるニュアンス。ジャマイカ人は自己主張が強いから、相手の同意なんて関係無しに「ミ」を言い終わったところで息継ぎをして、ガンガン次の主張に入っていく。そのノリで。語尾は下げる。

yu know wa me a seh:「俺の言ってることわかるか?」。語尾はニュアンスによって上げたり下げたり。ご使用は早口で言えるようになってから。

以上は「わかった?俺の言っていることわかる?」というニュアンスで、句読点の度、出来るだけいっぱい入れるのがコツ。

♪De,de,de,de・・・・・・またはDa,da,da,da・・・・・:de,daは標準英語では「THE」、表記通り、デ、ダ、と発音します。ジャマイカ人がドモったり言いごもったりする時は、ここで、デデデデ・・・、またはダダダダ・・・・となる。
話している途中になんて表現しようか・・・・と迷った時はひとまずデデデデ・・・・・・とごまかしておいてその間に考える。
主張したい時、焦っている時にこれを使うと臨場感が増す。

 

おまけ:アップタウン風お嬢しゃべり

本物のアップタウンお嬢はきれいな標準英語を話します。ここでは、自称アップタウン気取りの女の子の話し方を伝授。最近こういう女の子が多いんだよね。毎週木曜日のアサイラムに行っているゲットーのスキャテルも近年気取っちゃってるしね。

ポイント1:基本はザーサマ言葉。イントネーションの高低がブルーマウンテン山脈のごとく降伏が激しい。語尾を伸ばす。語尾を意味もなく上げる。

例:I don`t know about it.=アイドゥオーンノー アボウト イーーーーットゥ。

ポイント2:とにかくキドる。男の子としゃべる時は媚びを入れる。これはダンスホール・モデルとかスキャテル姉さんの話術だからね。


2、誤解しちゃう、驚いちゃうフレーズ

Big man:大人の男性。金持ち、権力者を指すこともあります。
ボブ・マーレィの伝記のビデオで「巨人」と訳された字幕が出てました。「子供から
巨人まで・・・・・・」だって。

Old man:お年寄りとも訳せるけれど、ゲットーの男の子は自分の「おとーちゃん」を指す意味で使ったりもします。「お母さん」だったら、「old ooman」ね。

Leggo me:英語に訳すと「Let me go」。「Let go me」と順番がおかしくなっています。「放してよっ!」って意味。

Fingers full of ice:「指を氷水に突っ込む」と訳したJUTAのバス・ドライバーもいたけれど、「ダイヤモンドの指輪がいっぱいはまった指」っていう意味。Iceはダイヤモンドのこと。

Blouse and skirt: 直訳はブラウスとスカートだが、「なんてこったい!」のように驚きの表現で使われる。 

♪Give tanks:「Thank you」、「ありがとう」の意味。でも主語がなくて一見命令形だから、知らないと誤解を招いちゃうよね。私がやってあげたのにどうして私がお礼を言わなくちゃならないの!って。


3、ボボ・ドレッド(ラスタの一派)用語集

ケイプルトン、シズラ、アントニーB、ジュニア・リード・・・・・・人気レゲエ・シンガーの彼らの共通点は何でしょう?みんなラスタで頭にターバンを巻いていますね。ラスタファリズムのボボ・シャンティ派です。

アフリカ回帰を唱える自然主義、ラスタファリズムにも宗派はあって、有名なのでは、エチオピアン・オーソドックス、ナイヤビンギ、ユダの12支族、ボボ・シャンティ。個人で信仰している人もいる。近年レゲエ界に信徒が多いボボ・シャンティ派は、キングストンから東に車で40分ほど行ったところにあるボボ山で共同生活。手作りのホウキを売って現金収入を得ている。頭に巻いたターバンが目立つからすぐにわかる。教祖はホーリー・エマニュエル様。若者達に今最も支持されているボボ・ドレッドの用語をいくつかご紹介します。

♪TrueまたはNatural: Yesのこと。Trueは「チュルー」と発音。

♪King: 男性を示す。ラスタ系アーティストに声をかける時、私はいつも「キング」と呼んでます。機嫌いいよ。

♪Empress:女性を意味する。Prinsessと呼ぶこともある。

♪Hol a meditation:瞑想をするという意味だけど、寝ることもこう表現するようで、長い瞑想だなと痺れを切らせて待っていると、アーティストはただ昼寝をしていた。

♪sabath:「サバートゥ」と発音。毎週金曜日の日没から土曜日の日没がサバートゥに当たり、瞑想だけに没頭する。土曜日はラスタ系アーティストのダブはとれないからご用心。

♪reason:本当の意味は分からないが、「hol a reason」といたら、ラスタの友人達と溜まって話し込むこと。


4、え?ボンチ?ジャマイカではそう発音しないよ編 

日本のサウンド・マンと話していると時々「あれ?」と思うことがあるけれど、いつも胸に秘めていたの。この胸のうちを公表します。

♪ボンチ:Bounty Killerのこと。でもジャマイカでは「ボウンティ」と発音するのよね。

♪ルーチアナ、ルーチ:Lucianoのことね。現地ではルーシアノまたはルーシー。奥さんもルーシーと発音しているから確実。

♪チボリ:TivoliGardenというゲットーがあるけれど、これはティバリ・ギャーデンと発音。

♪トゥリー:パトワ本を読めばわかるかと思うけど、パトワではTreeはチュリーになるのよ。同様にDrumはジョラム、Trainはチュレイン。
オヤジDJのGeneral Tree、キングストンの繁華街Half Way Treeを発音する時にご注意いただければ、パトワっぽく聞こえる。

 

                                    ・・・・・・・・・・・つづく
                  

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